花ゆめ17号感想 ACT.91 ラブストーリーは突然に ※※リピート

1ヶ月半は長かった…長すぎたよ!間が空きすぎて、今までどうやって感想書いてたのか忘れかけてたもん。
さぁ行ってみましょうか。いつものように続きから。
 
 
うへへへ、表紙は浴衣キョーコです!ちょっとサイドの髪がキョーコのデフォからは考えられない長さですが、カワイイですね〜、買いやすいね〜。(ダンスパーチー表紙の時はカワイイけど少々キツイもんがありましたから…)
少々頬染めなのは、きっと隣にあの方がいらっしゃるからなのでしょう…v「欲しいなら買ってあげるよ?」そう言って彼は色々と彼女に買い与えるのです。そうです、その男は彼女の浴衣姿を見て「似合ってるよ」「かわいいよ」などと、日本男児としては歯の浮くような台詞を照れもせず言ってのける事のできる、アメリカナイズされてんのかと思うような男なのです。きっとコミックスにはこの絵と対になる彼の絵が収録される………ワケがない。
ハイハイ、妄想妄想!!
 
扉絵は予想通り。“ひーー!”なキョーコ&ヤッシーなのは確実だと思ってましたし。ただ少々脱力したのが…コレ↓
『連載再開!!いきなりSHU・RA・BA!!』
↑こんな時代錯誤なアオリを見たのは久しぶりです
漢字でいいの、漢字で。むしろそんなアオリなら無くてもいいの。
 
では本編。
なんで松が蓮の部屋に来たのかという疑問が残って終わった前回、原因はお前か百瀬!!(←逸美ちゃんから降格!)
そもそも急にいなくなったからってなんで松のとこにいるかもとか思っちゃってんの…?ソイツに言う前にプリンセス緒方に確認してりゃ、ややこしくならんくてすんだのに。まったく余計な事を〜!百瀬に何も告げることなくフラフラとクラゲのようにヤッシーについてっちゃったキョーコにもそりゃ非はありますが。
そのことで「殴ってください!」と言うキョーコの前に涙目でズイっと現れるメガネの人こと社さん…vしかも白魚のような手って!なんか古臭いよ!
初期の社さんはクールなナイスガイのイメージだったのに…崩れすぎです。でもそんな貴方が私は大好きです!貴方のハッパかけがなけりゃ、蓮は自覚しなかったかもですし。
 
そんなやりとりの間に割って入る邪魔者が!
「一番悪いのは(〜中略〜)コソコソキョーコを自室なんぞに呼び入れたその男だ。」
ちょ、ヤバ!松の言ってる事が珍しく正論だ…!!
しかしそんな松の挑発に似非紳士スマイル(ひさびさ!)で軽くあしらう蓮。そして松が昼間のことを何故知ってるのか、キョーコに笑顔で説明を求めます。
見た感じ害はなさそうですが、その笑顔の意味を知るものとしては蒼白モノですw蓮が最上さん最上さんって連呼してる事に松と百瀬は違和感を抱かないんだろうか?私は下の名で呼ぶより意味深な感じがしているのですが。
蓮が詳細を知らされてないことに気付いた松。そして逆襲開始!蓮に近づく松ですが、ダメじゃない!寄ったら身長差(笑)が際立っちゃうでしょw
断片的にではあるけども昼間の真実について語られると、蓮の目つきが変わります。それに松も気付く。そして再び大魔王降臨☆(8巻以来ですね)キョーコが弁解しようとしてもその怒りっぷりに何も言えず…。
この辺の解釈は色々言いたい事があるので後述します。
 
場面変わってレイノ&仲間のドラム担当(だった気がする)登場。あぁ、いたっけね、こんな人たち。ベッドの上に棺桶はどうなんだとか薔薇いらないだろとかいうツッコミはもうしんどいので無視します。結局松は10分程度でレイノに何をしたのだ?顔は無事なようですが、見えないボディーをボコられたのでしょうか?暴露するようなそぶりもなさそうだし…。まだコイツが話に絡んできそうで憂鬱だなぁ。もう用済みなんですけども。
 
また戻って、大魔王降臨に落ち込むキョーコ。社さんが色々慰めてますが、蓮が怒ってる本当の理由を知っているから慰めに説得力がありませんwというか、こんな人目につきやすいところで二人っきりでいてマズくないのでしょうか?部屋に呼ぶよりマズイ気がするのですが。たとえ社さんが兄のような存在だとしても、マスコミにとっては格好のネタなのに。
 
さっきの事を思い出している松。あの時は単に蓮のプライドを傷つけることだけが目的だったようですが、蓮の表情の変化から要らんことに気付いてしまった様子。そうです、蓮→キョーコにです!意外と鋭いじゃないの!!
ここで色々気になったこと。
『コイツにとっての存在の大きさがお前と俺じゃ違うんだ』のとこなんですけども。蓮に自分の存在を知らされてないことで、なんでキョーコにとっての存在の大きさが松>蓮になるのだ?『蓮の方が大切だから、松が絡んだ事を知られたくなかった』という解釈もあると思うんだけどなぁ。あっ、そうか、そういえば松は自己中だったけね!多分まだキョーコは自分のことが好きだと思ってるだろうしね!……ウゼーーー!!!
あと最後、「…最悪だ…っ」ってなんで?自覚してる状態でこの発言ならいいけど、まだ松って自覚してないよね?自分の所有物が盗られるかも、な心境でしょうか。お前はコドモか!……やっぱウゼーーー!!!!
 
ラストの蓮、ベランダで柵に拳を打ちつけた後ろ姿。…こういう所が人間くさくてすっごい萌える。前の蓮じゃ絶対考えられないもんね。常に冷静だった自分の感情が恋愛如きで乱されるなんてね。
 
では最後に大魔王降臨の所の解釈行ってみようかな。
現実的に考えると、起こった出来事を余すことなく説明しなくちゃならないとか、付き合っても無いのにありえないです。いくら先輩でも。なんで事件に一人の男が絡んだことを話さなかっただけであんなに怒られなくちゃならんのだって話ですよね。
それをなんでキョーコは疑問に思わないんだろう?自分に寄せられる好意故だとは気付かないにしても、「なんでそんな事で怒られなきゃなんないのよ!」位には感じるものだと思うんですけど…。その辺が初期のキョーコと違ってる感じがして仕方ない。前の大魔王降臨のときは、『嘘を見抜かれた(実際は無自覚嫉妬だけど)』という理由があったから違和感無かったんですけどもねぇ。実際、そんなに蓮と面識が無い(つか3度しか会ってない)松も今号で気付いたというのに…。これは鈍いで済まされていいことなのか?
でもさ、蓮の気持ちもわからんでもないんですよ。キョーコの危機に声で気付いて、休憩無しで仕事終わらせて超特急で来たのにさ。結局間に合わなくて、しかも助けたのが自分が最も危険視してた男だったわけじゃないですか。やりきれないですよ、心情としては。
ただ、伝える気が無いならその感情を表に出すなって話なんですよね。付き合っても無ければ積極的に行く気もない男がキョーコの行動にいちいち干渉する権利は無いわけで。多分こういう感情が初めてで冷静に考えて行動できてないからだと思うんですけど、読者にはウザイ男にしか映らないでしょう。この辺は後で仲村先生のフォローが入ると信じています…!
感情をキョーコにぶつけるんじゃなくて、一人でただ悶々としてる蓮は好きです。ラストのとことか。彼はもっと悶々と悩めばいいと思う。そんで過去のしがらみをふっ飛ばせばいいと思う。
 
※※リピートまで来ましたが、次はどうなるんだろう?このヒキで次号は東京ってことは無いと思うけど…。次号はもうちょっと時間経過が早くなるといいなぁ。